密と蜜~命と共に滴り堕ちる大人の恋~
もうあの頃とは環境が違う。
たった二年という時の動きが私の環境を変えた。私の身体を変えた。初めて付き合った人とはうまくいかなくて五ヶ月で別れてしまったけど、大学生活も花屋さんでのバイトも合コンも楽しんでいる。
明日、その花屋さん『パーソナルフラワー』にパパが私へ贈る花を買いに来てくれそうな予感がしている。予感というより、来てほしいと願う。
そのために始めたバイトだから。
中学校の卒業祝いにくれた花束のラッピングに『パーソナルフラワー』と、書いてあったのだ。
店長には父の写真を渡してある。もし明日、花を買いに来たら、成人式が行われる会場を伝えてほしい、と。
佐久間先生だってこの二年で変わってしまったはず。
「先生、気づくの遅いよ」
「すまん。でもどうして?」
その問いかけに私の口からいけない言葉が溢れ出た。
「好き。先生の事が好き」
たった二年という時の動きが私の環境を変えた。私の身体を変えた。初めて付き合った人とはうまくいかなくて五ヶ月で別れてしまったけど、大学生活も花屋さんでのバイトも合コンも楽しんでいる。
明日、その花屋さん『パーソナルフラワー』にパパが私へ贈る花を買いに来てくれそうな予感がしている。予感というより、来てほしいと願う。
そのために始めたバイトだから。
中学校の卒業祝いにくれた花束のラッピングに『パーソナルフラワー』と、書いてあったのだ。
店長には父の写真を渡してある。もし明日、花を買いに来たら、成人式が行われる会場を伝えてほしい、と。
佐久間先生だってこの二年で変わってしまったはず。
「先生、気づくの遅いよ」
「すまん。でもどうして?」
その問いかけに私の口からいけない言葉が溢れ出た。
「好き。先生の事が好き」