プロローグ



7月7日の夜

この世に新しい生命が誕生した。

その日、生まれたのは男の子と女の子の双子。

うわぁーん
うわぁーん

とても元気に生まれ、双子の赤ちゃんの親の夫婦が話していた。

「7月7日の夜に生まれるなんて運命的じゃない?」

「確かにな…。今日は星が綺麗だし、星のついた名前にしたらどうだ?」

「いいわね。じゃあ、
この黒髪に金の瞳の女の子は星空-セイラ-、金髪に黒の瞳の男の子は星輝-セイキ-にしましょう。
ヨロシクね。カワイイ双子ちゃん。
私たちがママとパパよ。」


その日は、キラキラと夜空に星が輝いていた。
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