愛言葉
晴登side
「はるぅと!それでさ、紫菜がね……………………………
はぁー、疲れんなー。
せなんの甘い匂いはちょっと苦手なんだよね。
しかも、せなん達のせいであんちゃんとあんま話せなかったし。
根は結構良い奴なんだけど。
「はるぅと!?聞いてるぅ?
もしかしてせなの話つまんない?」
「え、あ、うん。聞いてる、聞いてる。
それで紫菜って子がどうしたの?」
引きつりながら笑い適当に応えた。
「ちがうよ、はるぅと!紫菜の話はもう終わったよ。
今は、………」
この頃いつもベッタリって感じで正直ちょっと面倒臭い。