愛言葉


「うぅん。そんな堅苦しくなんないで。暇だったから。」


暇だったからをすごく強調している。
そして、目線が翠に…。



翠はというと………。



「…………………」


知らん顔をしていた。


「じゃあね。ご飯はしっかり食べてね。」


「あ、はい。ありがとうございます。」



私はまた、ぺこりと頭を下げた。




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