愛言葉
ふと、向かいのベンチをみると、あの人影はもう居なかった。
もう教室に戻ってしまったのかな?
うーん。
でもホントに私が思っている人なのかわかんないけど、すごいキレイだったな。
「ごちそうさまでした。ふー間に合った。あれ、あんりもう食べないの?」
「え、ぅん。もーお腹いっぱい。翠食べる?」
「ちょっ、冗談きつい。私もムリ。」
ハハッ。
翠すごい顔。
ホントにきつそ。
いつもの仕返し。
このくらいいいよね。
そして、私達は教室に戻り、
午後の授業を受けた。