彼氏捨てます!番外編
「だって、やっとお互いに落ち着いてきたところなのに…またすれ違いの……」
ってここまで言って言葉を止めた
ベッドに寝転がっている海斗の顔をチラッと見ると
「寂しかったの?」
ニコッと笑って弄っていた携帯をポーンとベッドの上に放り投げてキッチンにいる私の元まで来た
「さ、寂しかったっていうか……研修で忙しかったのに…また出張だなんて大変じゃない??」
「寂しかったんでしょ?」
海斗が私の肩に両手を置いて顔を覗いてくるもんだから
「っ…/////」
思わず顔を赤らめてしまった
何年経ってもこういう雰囲気には慣れない