ずっと、大好きだから。
あたしの家は、ここから歩いて15分くらい。
…蓮と家隣だけど…。
「…なぁ。」
…突然、蓮が話しだす。
すごく真剣な目で。
「ん?」
「にーな、まだ…11年前ときの男が好きなの?」
「うん!」
「そうなんだ…。」
蓮はそう言うと、
何かを考えているような顔になった。
あたし、変なこと言った?
そう考えていると、家に着いた。
「じゃあな」
「じゃあね」
あーあ、実力テストの勉強しなきゃなぁ…。
そうだ!図書室で勉強しよう…。
そう考えたあたしは、
いつまのにか、
ベットにダイブして
死んだように寝た。