ずっと、大好きだから。
萌華の目には、明らかに疑いの色が浮かんでいた。
もしかして…。
あたしと蓮が、昨日ずっと一緒に居たりするから、周りから付き合ってるって誤解されちゃったのかもしれない。
「付き合ってなんて、ないよ?あたしと蓮は…幼馴染みなんだ。」
「そうなんだ!てっきり付き合ってるのかと思ったよ~。」
やっぱりそう見えちゃうんだ。
「私…蓮くんのこと、好きかも知れないんだ。」
いきなり!?昨日会ったばっかなのに!?
「そうなんだ。」
「うん。」
「そういえば、萌華って同中の子この学校に居るの?」
と聞いた途端、少し…顔が曇った…
のは気のせいかな…?
「…わっ私はいないんだ…。にーなは?」
「あたしは居るよ☆ていうか、このクラスの子なんだけどね。」
そう言ったとき、丁度りぃなが教室に入ってきた。