似た過去を持つ2人
その日からまた大好きな家族との会話が絶えない。
避けていた時間を埋めるかのように私はたくさんのことを大好きな家族に話した。
両親もお兄ちゃんもお姉ちゃんもすっごく心配したって言ってくれた。
それに…
『大丈夫。優奈のことは何があっても捨てたりしないよ。だから安心して。』
って言ってくれたんだ。
優斗くんは『そんなこと気にしてたの?優奈を捨てるだなんて俺が許さないんだから大丈夫だよ。』って言ってくれた。
優真くんは『俺らのプリンセスはどこにも行かせないよ?』って言ってた。
そんな優真くんの言葉に優稀ちゃんは『私はプリンセスじゃないの~?』って反応してた。
そしてお兄ちゃんたちは冗談で
『優稀はプリンセスじゃなくて普通の女の子でしょ?』って言った。
優稀ちゃんは一瞬すっごく傷ついた顔をしたけど
優稀「そうだよね~!2人は優奈のこと大好きだもんね~♪」
と、言った。
そしたらお兄ちゃん達は『あったりまえじゃーん!優奈が大好きだけど優稀もおんなじくらい大好きだよ!』って言ってくれた。
それを聞いた優稀ちゃんはちょっぴり驚いていたみたい。
私は大好きなみんなに
優奈「私もみんなが大好き!お父様もお母様も優真くんも優斗くんも優稀ちゃんも大好き!」
って大声で言った。