女子高校の男子高生?!
優輝は唇を離し、

「なんで拒否するの」

「私達、つきあってない」

優輝はまたキスをする。

離れようと必死に抵抗しても、敵わない力。

嫌だ、嫌だ、嫌だ。

ぬるぬると優輝の舌が私の唇を舐めまわす。

吐きそうになった。

「いいじゃん、減るもんじゃないし」

優輝は笑いながら言う。

減るもんじゃないし?

ふざけんな。優輝なんて。男なんて。

どうでもよくてもキスできるんだ。
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