女子高校の男子高生?!
はは、と苦笑する翔磨。

「ごめん、美咲ならかくまってくれそうだって何度も言おうとしたんだ。

でも、お前が男子嫌いって聞いて、嫌な思いさせたくなかった。

・・・ごめんな。せっかく女子校来たのに男子なんかが紛れてて・・・」

そんなことない、そんなことないよ。

私は翔磨を抱きしめた。

「み、美咲?」

「信じるよ。それに、卒業まで絶対翔磨をかくまう。翔磨は自分が気持ち悪いなんて

言うけど、そんなことない。私、翔磨より家族思いで、他人思いな人見たことない。

翔磨は凄い優しいそのあったかい心にもっと自信持つべきだよ」
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