裏面ワールドトリップ
「乙女心ねぇ」
ハウスドルフ中尉は引きつった笑顔で相槌を打った。
「なぁに?私が言うとおかしい?」
「あ、いや、別に……」
ローゼさんに凄まれてしどろもどろなハウスドルフ氏が少し可哀想になった私は、2人の間に割って入った。
「あの、とにかく急いで、お姫様とディアマントを無事に取り戻さないと」
「……そうだわ、真琴さんの言う通りね。
急がなくちゃ。
真琴さん、貴女もハウスドルフさんと一緒にクリステラクトに向かってちょうだい。
姫様を連れ戻すのに貴女の力が必要だわ。
ハウスドルフさん、真琴さんの事お願いね。
さぁ、私は怪我の薬を作らないと」
ローゼさんは立ち上がると、木の棚から天秤や壺を取り出し、薬を作る支度を始めた。
ハウスドルフ中尉は引きつった笑顔で相槌を打った。
「なぁに?私が言うとおかしい?」
「あ、いや、別に……」
ローゼさんに凄まれてしどろもどろなハウスドルフ氏が少し可哀想になった私は、2人の間に割って入った。
「あの、とにかく急いで、お姫様とディアマントを無事に取り戻さないと」
「……そうだわ、真琴さんの言う通りね。
急がなくちゃ。
真琴さん、貴女もハウスドルフさんと一緒にクリステラクトに向かってちょうだい。
姫様を連れ戻すのに貴女の力が必要だわ。
ハウスドルフさん、真琴さんの事お願いね。
さぁ、私は怪我の薬を作らないと」
ローゼさんは立ち上がると、木の棚から天秤や壺を取り出し、薬を作る支度を始めた。