裏面ワールドトリップ
……と
私は何を情にほだされて、とんでもない事を宣言しているのか。
自分で口にした言葉の重みが、自分の肩にのし掛かった。
が、もう遅い。
こうなったら、やるしかない。
別にモーリッツを倒せと無理難題を吹っ掛けられているわけじゃなし。
お姫様を救い出す事が私の役目なのだ。
何とかなるだろう
と言うか、何とかしよう。
「真琴殿、くれぐれも頼んだぞ。
では着いて早々ですまないが
つい先程、王室警備隊に出動を要請した。
装備を整え、彼らと共にクリステラクトに向かっていただきたい」
私は何を情にほだされて、とんでもない事を宣言しているのか。
自分で口にした言葉の重みが、自分の肩にのし掛かった。
が、もう遅い。
こうなったら、やるしかない。
別にモーリッツを倒せと無理難題を吹っ掛けられているわけじゃなし。
お姫様を救い出す事が私の役目なのだ。
何とかなるだろう
と言うか、何とかしよう。
「真琴殿、くれぐれも頼んだぞ。
では着いて早々ですまないが
つい先程、王室警備隊に出動を要請した。
装備を整え、彼らと共にクリステラクトに向かっていただきたい」