【完】君想い
『結花、遅いよ~。

 桜とお話していたの?』



「ごめん、ごめん。」



桜と話って……。

それは無いだろ、おい!!



でも、

そんな馬鹿の事を言っても可愛い愛美が羨ましい。

心からそう思った。





愛美……、



私はずっと貴方が羨ましくて、



羨ましくて……。





あいつをあんな風に悲しませる貴方が、



……憎かった。
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