かけがえのない君のために
未来。お前は今までたった1人でこんな辛いことを抱えていたのか。


たった1人で・・・。




「これを見つけたときに未来に話すつもりだった。でもあの子がずっと1人で私たちを守ろうとしてくれていたことを思うと何も言えなかったの。高校に入ってから部屋に鍵を掛けたり肌を隠すようになったとは思ってたんだけどまさか・・・」




くそっ。これだけじゃ何の証拠にもならない。


しらばっくれられて終わりだ。


未来、絶対俺がお前のために復讐してやる。
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