かけがえのない君のために
「なあ。なんでお前、あんなひどいことしたんだ?」


「なんのこと?未来の身体のことなら虐待だって言ったでしょ」


「そりゃ中学生が身体中にタバコの跡あれば虐待を疑われるよな。お前だってそれをわかっててやったんだろ?鈴木が見てたんだよ!お前のやったことを!!」


ダメだ。こんな怒り任せにこんなことを言ったって認めるわけない。


そうだろ。俺だってバカじゃないんだ。


「鈴木くんが見てたとか意味がわからないんだけど?鈴木くんが何を見てたの?そんなの鈴木くんの嘘に決まってるじゃない」
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