かけがえのない君のために
聖書は必修だから割と大きな大学と同じようなところで授業を受ける。
だからそんなに席も決まってないし、人数も多いから比較的誰の隣にいてもおかしくないんだけど一抹の不安がよぎった。
いつも一緒にいる美輪ちゃんに軽くメールを送ったらまた一緒に受けようと返ってきた。
大丈夫?ほんとに大丈夫?
ほんとは椎名くんの隣で授業受けるの怒ってたりしないよね?
「どうした?なんかさっきから暗くなってるけど」
「椎名くん、私やっぱり・・・」
「大丈夫。何も心配しなくていいから」
まるで何かを分かってるかのように彼の真っ直ぐな言葉は私の不安を取り除いてくれる。
そして、聖書の授業は結局何事もなく椎名くんの隣で受けた。
だからそんなに席も決まってないし、人数も多いから比較的誰の隣にいてもおかしくないんだけど一抹の不安がよぎった。
いつも一緒にいる美輪ちゃんに軽くメールを送ったらまた一緒に受けようと返ってきた。
大丈夫?ほんとに大丈夫?
ほんとは椎名くんの隣で授業受けるの怒ってたりしないよね?
「どうした?なんかさっきから暗くなってるけど」
「椎名くん、私やっぱり・・・」
「大丈夫。何も心配しなくていいから」
まるで何かを分かってるかのように彼の真っ直ぐな言葉は私の不安を取り除いてくれる。
そして、聖書の授業は結局何事もなく椎名くんの隣で受けた。