かけがえのない君のために
「えっ?」
「2人を見ていたらきっと間に入ろうなんて思う子はいないと思うよ。ねっ」
クルっと後ろを振り返り美輪ちゃんと山ちゃんに相槌を求める森本さん。
「そうそう。だから椎名くんと受けたかったらうちらに遠慮しなくていいからね」
「なんか2人見てたらすごく微笑ましいんだよね」
2人から返ってきた言葉に思わず涙が出る。そんな風に思ってくれてたんだ。
それなのに私は2人にすら本当のことを言えない。信じることができない。
なんでこんななんだろ。新しい友達はみんな私をちゃんと友達だって思ってくれてるのに私はいつまでも誰にも心を全部見せられない。
「篠原さん、椎名は何があっても必ず篠原さんを守ってくれるよ」
「2人を見ていたらきっと間に入ろうなんて思う子はいないと思うよ。ねっ」
クルっと後ろを振り返り美輪ちゃんと山ちゃんに相槌を求める森本さん。
「そうそう。だから椎名くんと受けたかったらうちらに遠慮しなくていいからね」
「なんか2人見てたらすごく微笑ましいんだよね」
2人から返ってきた言葉に思わず涙が出る。そんな風に思ってくれてたんだ。
それなのに私は2人にすら本当のことを言えない。信じることができない。
なんでこんななんだろ。新しい友達はみんな私をちゃんと友達だって思ってくれてるのに私はいつまでも誰にも心を全部見せられない。
「篠原さん、椎名は何があっても必ず篠原さんを守ってくれるよ」