かけがえのない君のために
急いで電話を掛ける。通話音がもどかしい。
未来、未来早く出て。何があったか説明してくれ。
数秒の通話音の後、俺の耳に届いたのは彼女の声。
「・・・もしもし」
「未来?未来か?今どこにいんだよ?大丈夫か?こいつに何か・・・」
「私の代わりに、彼女を抱いて」
「はあ?何言ってんだよ?ちょっと待て。未来!未来!」
何度叫んでも聞こえるのは虚しい機械音。未来、何があったんだよ?
今すぐ行くから待ってろ。
そうその場を離れようとしたのに真っ白な手が俺の行く手を阻む。
未来、未来早く出て。何があったか説明してくれ。
数秒の通話音の後、俺の耳に届いたのは彼女の声。
「・・・もしもし」
「未来?未来か?今どこにいんだよ?大丈夫か?こいつに何か・・・」
「私の代わりに、彼女を抱いて」
「はあ?何言ってんだよ?ちょっと待て。未来!未来!」
何度叫んでも聞こえるのは虚しい機械音。未来、何があったんだよ?
今すぐ行くから待ってろ。
そうその場を離れようとしたのに真っ白な手が俺の行く手を阻む。