かけがえのない君のために
俺はそのまま女がつけていたスカーフで目隠しをした。



その後は友達が俺の代わりに毎回女を抱いてた。


俺と友達が先にビルに行って女が来たら友達が隠れて目隠しをした後バトンタッチ。終わればその逆。




まあ正直見たくないから適当に合わせてたけど。声だけは聞こえるから耳触りで仕方なかった。


さすがに音楽聴いて紛らせるわけにはいかないもんな。


もちろんちゃんとあの女にも最後に言ってやった。




「なあ?目隠しされておかしいと思わなかった?俺、一度もお前のこと抱いてないから」




まああの後はあいつが適当にヤってるだろう。なんだかんだ言って相性も良かったっぽいしな。
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