交差点(仮)
時は過ぎ放課後。
いつものように委員会や係りをする愛華と優を教室で待つ
季節は初夏で緑付いた木々が陽だまりを作っていた。
翔はというと昼休みから屋上から戻ってきていない。
たぶん、寝てるのだと思い探しに行こうと教室から出ようとすると、顔が強面の同じクラスの松本君がいた。
いきなり声をかけてきた
内心ビビりながらも顔を向ける
「あのさ、西内に話あんだけど・・」
思いもよらぬ言葉にびっくりして変な声が出た。
「へ?な、何かな?・・」
松本君は俯いてただ1言「好きだ」とつぶやいた。
これは世に言う告白ですか??