交差点(仮)
HRが終わるとすぐさま愛華が私の机に来て、肩をつんつん突いた。


「ちゃんと断った?あれ、泣いたの?」





私の言葉を察したのか愛華は優しい声で


「そう。優がね…」




ちょっと悲しそうな顔を一瞬したのに私は気づいてしまった。







それについて、私は触れることはできなかった







このとき、ちゃんと愛華の気持ち聞いていればあんなに傷つけなかったのかな・・
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