傷跡の花。
中学生
14歳……季節は冬。
雪は積もっていた…。
都会は雪はつもらないけど…
私が住んでいるこの県は雪国で雪が積もっていた。
「晴海…おはよう…」
「おはよう…」
家族は
あんな仲良かったのに
もう会話も
全然なくなってしまった。
「いってきます」
「うん…気をつけて」
行ってらっしゃいは
本当に消えちゃった。
「晴海ぃ☆おはこ♪」
「おはこっ☆」
学校は普通に
行ってる。
男の人には
怖くて近付いてないけど………。
でも…
運命の人…
私を変えてくれた
人に…
出会った……………。