外道武士
血の雨降る凍て付く街。

その血を浴びながら。

「『黒の者』の血を浴びちまった…関所で浄化…しないとな…」

猛流は呟く。

平静を装いつつ、心の中で慟哭しながら。









< 110 / 150 >

この作品をシェア

pagetop