外道武士
カウンター気味にに蹴り上げられ、卒倒する『黒の者』。

そのまま上空に吹き飛ばされる。

朦朧とする意識の中で、彼は見た。

…跳躍して迫る、具足姿の外道武士の姿を。

猛流は空中の『黒の者』の身に飛び乗り、青白き炎に包まれた切っ先を突き立てる!

「――――――――!」

悲鳴を上げる『黒の者』。

だが、痛い目に遭わせる程度では済まさない。

そのまま、刀に力を込め。

「おおぉおぉぉおっ!」

猛流は『黒の者』の体を両断する!

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