‡キス魔な彼氏‡
講義には何とか間に合った。
「はぁ…明日からもうちょっと早く起きよ…」
あたしは今日走って来た庭を歩いていた。
え…。
あたしはビックリした。
朝横目に見てきた男の人がまだベンチにいたからだ。
この人何時間寝てんのかな?
あたしさその人の前を横切った。
「ちょっと待って!!!!!」
えぇ!?!?
背後からの大声にあたしはビックリした。
「そこの女の子ちょっと待って!!」
男の人の声が後ろから響く。
そこの女の子……?
ってあたししかいないよね……?
だって周りには誰もいないし…。
恐る恐るあたしは後ろを向いた。