say my name -キミノ スキナ ヒト-

壱佳の想い




─────甘夏は、
仕事に行ったのだろうか。









甘夏の家から帰ってきたあたしは、
そんなことをひたすら考えていた。













『親のお手伝いだよん♪』





朝、クラスの人が
びっくりしていたとき、
確かにそう言った。




お手伝いって、やっぱり
仕事のことだよね。















< 136 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop