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* 現実 *
学校の前についた時にはもう3校時がおわった頃だった。
職員室によってから、教室に向かう。ドアの前に立ち、深呼吸をする。
そして、ドアを開けると、やはりいつもの光景が。
「えぇ~。何であんた学校くんの?マジでこなくていいわ~。」
「あんたなんて、いてもいなくてもおなじだっつーの!」
次々と罵声を浴びせられる。
でもやっぱり言い返すことは私には出来ない。
「ちょっと、あんた昼休み大広間に来なさいよ。にげたらどうなるか、わかってるよね?」
それを告げられたあと、4校時を告げるチャイムが鳴った。
授業中、いつもはケシカスをなげられたりするのに、今日は不思議とだれも何もしてこなかった。
その静けさが、後からどんな酷いことをされるかという恐ろしい恐怖のつながっていると言われてるように感じて授業なんてまともに聞けなかった。
昼休み、あともう少しで大広間というところで、携帯が鳴った。
琉くんからだった。
内容は、
< さっきは久々にあったからびっくりしたよ!
登録よろしく☆
今弁当渡したんだけど、まだ時間あるから会えない?
兄貴も紹介したいしさ((笑 恋人同士かって感じだけど(笑)
RYU >
だった。しばらく意味が理解できなくて画面をみつめていた。