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「何見てんの?」
といって、いじめのリーダー的な存在の瑠美が私の携帯を取り上げた。
「ふーん。男か。誰?この如月 琉って?」
『・・・と、友達。』
「あんたに男友達なんていたんだぁ。じゃぁ、あたしが返信打ってあげる。」
『ぇ?ヤダ!!もう返して!』
「馬鹿じゃん。あんたがヤダっていってあたし止めてあげたことある?学習能力つけろよ、クズ。」
馬鹿、クズ。そんな言葉が私の胸に突き刺さる。
「ほら。打てた!完ペキ(笑)」
< 登録したよ☆
お昼は友達と約束あるからダメなんだ。
ゴメンね。 でも、大広間に行くから会えるかもね♡
りん >
「もう返信しちゃったから!」
『な、何する気なの・・・?』
「何?あんたの声ちっちゃくて全然聞こえない。」
・・・朝お母さんにも言われた。
『ぉ、大広間で何する気?』
「そんなの行ってからのお楽しみ!あんたのキモくて醜い姿みんなに見せてあげる」