恋人未満友達以上



心臓が有り得ないくらい早く鼓動を打っていた




ドクン




ドクン




ドクン…






彼と手が少しだけあたって



手を繋ぎそうになる




でもそのたびに手が離れて



がっかりした気分になった




もっと



彼と触れあうことができればいいのに─────





私には勇気がないんだ…




今すぐ彼の手を握りたいのに




友達の関係が壊れてしまうのは




怖い




あ─、もぅ家についてしまった。




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