大人の恋愛~背徳の行方~
螢の引っ越しは、4月の末の連休に行われ、当日は、松平、高丘の両家族
総出で行われた。

大きな引っ越しは、ほぼ連休で終わらせ、あと細かなことは、真紀が
することになっていたる・・・

「螢、どうする?もう住めるけど・・・・」

「否、結婚式が終わるまでは、実家から通うよ。その方が近いし
 それに、仕事も立て込んでいるから・・・。」

「そぉ!? 解ったわ・・・・。でも、何で、ベットはシングル
 2つにしたの?」

「だって、考えてもみなよ!僕は、帰りが遅いし、それに
 出来たら一人で、ゆっくり寝たいんだ。
 仕事で疲れているのに、人と一緒に寝るのは、勘弁してほしい。」

「・・・・・そうね・・・」

真紀は、不満そうだったが、螢は、家具を購入するとき、他の
物には、一切、口を出さなかったが、ベットだけは、シングルに
して欲しいと、注文した。

螢は、いつも梨桜を抱きながら寝ているのだが、真紀とはセックスは
しても、抱きしめながら寝ることは出来なかった。

今までも、酔ってラブホに入っても、必ず帰宅した。

螢が、抱きしめながら寝たいのは、梨桜だけ・・・・・

梨桜と再度付き合うようになってから、螢は、梨桜のベットをシングルから
セミダブルに変えさせた。

いつも一人で寝ている時より、梨桜と眠ると、熟睡できた・・・。
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