大人の恋愛~背徳の行方~
入学式を終えると、翌日から大学生活は始まり、
梨桜は、すぐに何人かの学生と友達になった。

一人は、 中島 環という、自宅から通っている子で、なかなかの美人だ。

そして、もう一人は、青山 蘭子といって、地元は北海道で、蘭子は、
どちらかと言うと、可愛い系の女の子だった。

3人は、すぐに仲良くなり、お互い名前で呼び合うようなるまで
時間はかからなかった。

「梨桜、サークル、どうする?」

「うーん、何にしようかな?」

「環と蘭子は、どうする?」

三人は、サークルを何にするか迷っていた。

梨桜は、高校の時に、テニスをしていたが、大学は、テニスじゃなくても
良いと思っていた・・・。

「私、弓道に興味があるんだけど・・・・」

蘭子が、突然、言いだした・・・・。

「「弓道・・・・・」」

「うん、なんか、かっこいいじゃない!?」

蘭子の言葉に、半分呆れる梨桜と環だったが、それも良いかも
知れないと、弓道のサークルの部屋に三人で顔を出した。
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