大人の恋愛~背徳の行方~
螢も、気を取り直して、新人三人を、課のメンバーに紹介した。
営業2課は、新人三人を入れると、15名おり、螢は、その中で
若手NO1だった。
螢も後少ししたら、海外事業部へ移動になるらしく、最後のご奉公と
言われて、新人教育をさせられることになったのだ。
螢は、梨桜の姿を見て、自分の中の血が騒ぐのを感じ、
『やっぱり、俺は、梨桜が好きなんだ・・・否、愛してるんだ』
そう素直に、自分の気持ちを認めた。
梨桜は、元々綺麗ではあったが、この2年で益々磨きがかかった。
環も元々美人なので、先ほどの同僚が、『顔で選んだか』発言は
的を得ていた。
しかし今さら、梨桜に告白することは出来ない。
自分には、真紀がいる・・・・来月には結婚式も控えている・・・・
螢は、この先は、地獄しかないように思えて仕方なかった・・・・。
「君たちの机は、ここだ。ここが、伊丹君、そして隣が坂上君
で、向かいのこの席が水無瀬さん、ちなみに水無瀬さんの隣が
僕の席だから、解らないことは、何でも聞いてくれ・・・」
「「「はい」」」
梨桜の席は、本当は螢の隣ではなかったが、急遽、自分の隣の席
にしてしまった・・・。
そんな螢の気持ちに気づいているのか、いないのか、梨桜は
平静を装って、机に向かった。
営業2課は、新人三人を入れると、15名おり、螢は、その中で
若手NO1だった。
螢も後少ししたら、海外事業部へ移動になるらしく、最後のご奉公と
言われて、新人教育をさせられることになったのだ。
螢は、梨桜の姿を見て、自分の中の血が騒ぐのを感じ、
『やっぱり、俺は、梨桜が好きなんだ・・・否、愛してるんだ』
そう素直に、自分の気持ちを認めた。
梨桜は、元々綺麗ではあったが、この2年で益々磨きがかかった。
環も元々美人なので、先ほどの同僚が、『顔で選んだか』発言は
的を得ていた。
しかし今さら、梨桜に告白することは出来ない。
自分には、真紀がいる・・・・来月には結婚式も控えている・・・・
螢は、この先は、地獄しかないように思えて仕方なかった・・・・。
「君たちの机は、ここだ。ここが、伊丹君、そして隣が坂上君
で、向かいのこの席が水無瀬さん、ちなみに水無瀬さんの隣が
僕の席だから、解らないことは、何でも聞いてくれ・・・」
「「「はい」」」
梨桜の席は、本当は螢の隣ではなかったが、急遽、自分の隣の席
にしてしまった・・・。
そんな螢の気持ちに気づいているのか、いないのか、梨桜は
平静を装って、机に向かった。