学園アイドルRTD
ガチャッ
「はい撤収!」
「先生、龍太郎さんは!?」
「大丈夫だよ。心配してくれてありがとうな。
だから、部屋に戻って」
『は〜い…』
「あ、日向1人置いてきちゃった」
「俺行くよ」
「え、でも…」
「大丈夫。変なことはしねーから。
つか、そっちらこそ変なことすんなよ。
な、病人」
「ば、バカ!
こんな体、で、できるわけ…ね、だ…ゴホッ ゴホッ」
「ははは…ま、お大事に」
バタンッ
しーん…
「…ごめん、な…美、玲」
「ん?」
「日向…と、話したいこと、たくさん、あった…だろ?
邪魔、して…」
「大丈夫だよ。気にしないで。
龍太郎が、大事なんだから」
「…。」
「寝たら?
側にいるからさ…」
「ん…」
ぎゅっ
「!?」
「こ…してて、い?」
いきなり握られた手…
「う、うん」
龍太郎の手は、
驚くほど熱かった。
「美玲の手…
冷たくて、き、持ちい…」
「そうかな…?」
「うん…」
龍太郎は、
すぐに寝てしまった。
一晩中、龍太郎は私の手を離さなかった。
私は、
始めのうちは、ドキドキしてたけど、
少しずつ安心してきて、
気付けば、一緒に眠っていた。
「はい撤収!」
「先生、龍太郎さんは!?」
「大丈夫だよ。心配してくれてありがとうな。
だから、部屋に戻って」
『は〜い…』
「あ、日向1人置いてきちゃった」
「俺行くよ」
「え、でも…」
「大丈夫。変なことはしねーから。
つか、そっちらこそ変なことすんなよ。
な、病人」
「ば、バカ!
こんな体、で、できるわけ…ね、だ…ゴホッ ゴホッ」
「ははは…ま、お大事に」
バタンッ
しーん…
「…ごめん、な…美、玲」
「ん?」
「日向…と、話したいこと、たくさん、あった…だろ?
邪魔、して…」
「大丈夫だよ。気にしないで。
龍太郎が、大事なんだから」
「…。」
「寝たら?
側にいるからさ…」
「ん…」
ぎゅっ
「!?」
「こ…してて、い?」
いきなり握られた手…
「う、うん」
龍太郎の手は、
驚くほど熱かった。
「美玲の手…
冷たくて、き、持ちい…」
「そうかな…?」
「うん…」
龍太郎は、
すぐに寝てしまった。
一晩中、龍太郎は私の手を離さなかった。
私は、
始めのうちは、ドキドキしてたけど、
少しずつ安心してきて、
気付けば、一緒に眠っていた。