学園アイドルRTD
「美玲!」

「はい!」

琢磨から、
ボールがパスされ、

私は、3ポイントラインからシュートした。

が、

ガンッ

「やばっ」

シュートは、

リングに嫌われ、外れた。
「OK!」

琢磨は、

そう言って、

外れたボールをとり、そのままダンクをした。

『キャー』

「ごめん、琢磨」

「気にすんな、シュートフォームは、綺麗だったよ」
「ありがとう」

「行こ」

「うん」

私は、

差し出された琢磨の手を握って、

ステージに戻った。

「よいしょっ」

「え、ちょっ」

琢磨は、

私をお姫様だっこで抱き抱えた。

『キャー』

「重いでしょ?

おろしてよ…」

「重くねーし。

だから、おろさない。」

ドキ…

「大好きだよ」

「え…」

『キャーッ』

「俺らより仲いいカップルなんかいるわけないよな」
「う、うん」

「てなわけで、

俺らに投票よろしく」

『は〜い!』

え〜

みんなに返事させちゃったよ。

凄…
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