学園アイドルRTD
私はさっきから、

龍太郎を探してるんだけど…。

「美玲!」

「美玲さん!」

『好きです!

俺と付き合って下さいー!』

この人達が邪魔で、

見つけられないの!

「お前らにやるわけないじゃん」

「え…」

声が聞こえて、

私の体は、誰かの腕に包まれた。

「早く散れ!

美玲は俺の」

龍太郎だ…

私は、ゆっくり後ろを振り返った。


そこには、

紛れもなく、私の愛する人がいた。

「龍…太、郎」

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