学園アイドルRTD
美玲side

「!?」

『落ちろー!』

ポテッ

打球は、
外野の間を抜ける2ベースヒットとなった。


やっぱり、
龍太郎は凄い。


でも、
今日は私のことを1度も見ようとしない。

こんなに暑いのに、
顔色は依然として青白いまま。

“監督、龍太郎の異変に早く気づいて!"

「智也!」

「はい!」


私がそう思っていると、
監督が智也君を呼んだ。
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