学園アイドルRTD
4 幸せ
と、いうことで私達は、
公園にやってきた。
土日ということもあって、
家族連れでにぎわっている公園のベンチに2人で座り、デートというよりは、
散歩気分で話していた。
「美玲」
「んー?」
「あのさ、俺、優勝しなかったら、するまでしないって、言ったじゃん?」
「うん」
「それ、ちゃんと守るから」
「え…」
「男に二言はない!
したくないわけじゃないし、めちゃくちゃしたいけど、我慢して、
来年は絶対優勝して、美玲の、処女もらうから」
「…」
私も、
最初はそのつもりだった。
でも最近、
いろんな龍太郎を見てきた。
怒った龍太郎
嫉妬した龍太郎
笑った龍太郎
泣いた龍太郎…。
龍太郎のことで知らないこと、まだまだあるかもだけど、
私のっていう、
証拠を残しておきたい。
それに、龍太郎のお母さんにもそう言われた。
だから…
公園にやってきた。
土日ということもあって、
家族連れでにぎわっている公園のベンチに2人で座り、デートというよりは、
散歩気分で話していた。
「美玲」
「んー?」
「あのさ、俺、優勝しなかったら、するまでしないって、言ったじゃん?」
「うん」
「それ、ちゃんと守るから」
「え…」
「男に二言はない!
したくないわけじゃないし、めちゃくちゃしたいけど、我慢して、
来年は絶対優勝して、美玲の、処女もらうから」
「…」
私も、
最初はそのつもりだった。
でも最近、
いろんな龍太郎を見てきた。
怒った龍太郎
嫉妬した龍太郎
笑った龍太郎
泣いた龍太郎…。
龍太郎のことで知らないこと、まだまだあるかもだけど、
私のっていう、
証拠を残しておきたい。
それに、龍太郎のお母さんにもそう言われた。
だから…