学園アイドルRTD
翌日
「おはよ!」
「あ、おはよう」
「私、嶋崎日向。
美玲と友達になりたいんだけど…ダメ、かな?」
「…全然!
いいよ!てか、私も友達になりたい!」
「ありがとう。」
嬉しいな…
友達がどんどん増えていく。
「はぁ…」
「どうしたの?朝から暗い顔して」
「彼女に…振られてしもうたぁ〜!」
『彼女いたの!?』
「中2から付き合い始めて、高校は違うくなってしもたけど、応援してくれるって言ってたのに、今朝、もう無理って…」
「意味わからないんですけど…」
「だから、なかなか会えないのに、会うたびに野球の話ばっかするから、飽きたって、言われてしもたんや…。」
「あらら…」
「私は、そういう人好きだけどな」
「え?」
「野球のことしか頭にないくらいがちょうどいいよ。」
「ほんまか?」
「私はね」