学園アイドルRTD

龍太郎side

休日

俺は、美玲との約束を断って、最低だけど、

杏実さんと近くのショッピングセンターでデートをしていた。

だけどさっきから、

美玲のことが頭に浮かんで、デートに集中できない。
「はぁ…」

「ご、ごめん」

「え!?」

「私といても、つまらないよね…」

「あ…」

はい!その通りです!

なんて言えないから、

沈黙が流れる。

「やっぱりダメだよね、こんなの…。

ねぇ、カフェで話さない?」

「はい」

俺達はそう言って、

カフェに入った。

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