学園アイドルRTD
試合は、
龍太郎がいる2A対
大也がいる3Bが戦っていた。
さすが、
学園アイドルが試合をしているということだけあって、
周りは、女の子だらけ。
「あれ、智也たちの試合だと思って来たんだけど…」
「延びてるってこと?」
「たぶん。
スコアボードとかないかな…
あ、あったあった!行こ!」
「うん」
スコアボードの前に立って、驚いた。
「試合開始時刻9時…」
バスケの試合の時に、
少し見てから帰っていった龍太郎。
それからすぐ試合が始まって、かれこれもう1時間以上試合をしていた。
「体育祭のソフトの試合なのに、なんでこんなに…」
「とりあえず、見に行こ」
「うん」
私達は、
人の少ないところのを探して、芝生の上に座って、観戦を始めた。