天然鈍感美少女と甘々裏表王子
俺も慣れないとな。
「沙羅、似合ってる」
仁がそう言うと、
「仁お兄ちゃん!ありがと!」
あーあ。仁も赤くなってるよ。
「仁お兄ちゃんも、龍も顔赤いよ?」
とうの本人は、天然でわかってないようだし。
「なんもない。早く行くぞ」
「うん!」
俺たちは夏祭りへと向かった。

「うわー。人いっぱいだねー」
「あぁ。だな」
「迷子になっちゃいそー」
< 118 / 347 >

この作品をシェア

pagetop