天然鈍感美少女と甘々裏表王子
沙羅がそんな心配をしてたので
「手繋いでればはぐれないだろ」
俺はそう言って、沙羅の手を握った。
沙羅は恥ずかしかったのか、
「うん///」
と恥ずかしがりながら手を握った。
だから、そういう仕草も可愛いんだって。
「はー。俺らはいつまでみてればいいんだよ」
聡たちが呆れたようにこっちを見ていた。
「沙羅、反対の手は俺が握ってやる」
仁がつっかかるように言ってきた。
「うん!仁お兄ちゃんもありがと!」
また仁も赤くなってるよ。
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