天然鈍感美少女と甘々裏表王子

【side龍】
俺はクラス表を見に行った。
だか、きゃー！あの人かっこいいー！ほんとだ！彼女とかいるのかな？などと、いろいろな声が飛び交う。
ちっ、うっせぇーな。どうしたらそんな声が出せるんだよ。と俺は思っていた。だが、普段の俺は王子様なので、「みんな、ありがとう！」といっている。
正直、疲れた…
もう、本性見せちゃいたいなー。
そう思っていると、2人の男が話しかけてきた。
「あっ、おまえ俺らと同じS組じゃね？」
と、訳のわからないことを言ってきた。