天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「龍……あたしの事、嫌いじゃない…?」
「嫌いじゃねぇよ。好き」
っ!
「好き。沙羅の事大好き」
「そ、そんなに言わなくても…「泣き止んだ?」
へっ?
「ん。手繋ぐぞ」
「う、うん!」
あたしはギュッと前に出された手を握り、歩き出した。

「あれ、もうお昼?」
あたしはお化け屋敷から出て時間を確認したら、もう12:00を過ぎていた。
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