天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「あたし、ですか?」
「そうだよ。わ、すげぇ可愛いじゃん」
「ほんとだ…。ラッキー♪」
え、あたし、遊ぶって言ってないのに何で連れてかれようとしてるの⁉︎
「あ、あの…!あたし、待ってる人が居るんですけど…」
「え、お友達?」
「じゃあその子も一緒に。ね?」
いや、ね?って言われても…
「と、とにかく…手離してください」
「何で〜?」
「いいから、早く来いよ」
グイッと腕を引かれ、思わず声を出した。
「いたっ…」
龍…
早く来て…っ
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