天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「何してんの?」
頭上から声がして、頭を上げてみると…
「りゅ、龍!」
「え、連れって…」
「男⁉︎」
「何してんのって聞いてんだけど」
今までにないくらい低い声を出した龍。
「な、なんにもないっす!」
「そ、それじゃあ。さようなら…!」
颯爽と去って行った。
「はぁ…やっぱ1人にしない方が良かったか…」
「龍、ありがとね」
「……自分が何されたか分かってねぇだろ…」
うっ…
< 182 / 347 >

この作品をシェア

pagetop