天然鈍感美少女と甘々裏表王子

お正月

【side沙羅】
「沙羅。明日って実家行けるか?」
「え?」
リビングでのんびり過ごしていたあたし達。
そして急に龍に言われた。
「な、何で⁉︎」
「明日大晦日だろ。そろそろ挨拶に行こうと思って」
「あ、あ…挨拶⁉︎」
「付き合ってます。って」
「ふぇぇ!?」
あたしは顔を真っ赤にし、あたふたと慌てた。
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