天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「い、いいよ‼︎そんな事しなくて!」
「いいってか…俺がしたいんだけど」
な、何でぇ⁉︎
あたしは龍を必死で止めた。
「いや…、ほんとに大丈夫だから!ね?」
「そうと決まれば準備しなきゃだな…」
いーやー…!
聞いてないーー!
「バカバカ龍のバカー!」
「バカじゃないし。お前のが何倍もバカだし」
そう言う意味のバカじゃないよ!
女心分かってないっていうバカの方だよ!
「大体、何でそんな嫌なんだよ」
不思議そうに聞いて来た龍にあたしは顔を伏せながら呟いた。
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