天然鈍感美少女と甘々裏表王子
な、何か慣れてるような…⁉︎
「え、沙羅の⁉︎じゃあ沙羅も…」
「お母さん、気づくの遅い!」
やっと気付いたよ…
「龍君と言ったか?ほら、上がんなさい上がんなさい」
お父さんがそう言うと、龍は玄関に入り、靴を脱いで家へと入って行った。
「お邪魔します」
丁寧にお辞儀までして。
……やっぱり慣れてる…!

「沙羅、来るなら言ってくれれば良かったのに」
「あ、あはは〜…」
……何かすごい違和感あるんですけど…っ
「突然ご訪問してしまってすみません…一度ご両親に会っておきたくて…」
「いいのいいの!まさかこんなイケメンな彼氏連れて来るとは思わなかったわ。ねぇお父さん?」
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